Jekyllのテーマを自作する 基本編 – 第8回 – 記事のフィード(feed.xml)を作成する

今回は、記事のフィード(feed.xml)を作成する方法です。

とは言っても、Jekyll バージョン3.4.0 現在では、全自動で作成できます。

設定ファイルでgemを読み込む

第1回ですでに記述済みですが、復習です。「_config.yml」で下記を記述します。


gems:
  - jekyll-feed

今回は、jekyll-paginateも使ってるので、実際はこんな感じになってるかと思います。


gems:
  - jekyll-paginate
  - jekyll-feed

設定ファイルにサイトの公開URLを設定する

これ も第1回で記述済みですが、サイトの公開URLを設定しておく必要があります。


baseurl: ""
url: "https://e-joint.jp"

baseurlは、ルートディレクトリより下の階層にサイトを公開する場合に指定します。

設定ファイルに著者名とメールアドレスを設定する

第1回で設定した著者名(author.name)とメールアドレス(author.email)は、feed.xmlにも反映されます。


author:
  name: e-JOINT.jp
  email: mail@example.com

headタグ内にフィードのlinkタグを作成する

「_layouts/default.html」内のheadタグ内に以下を記述します。これでフィードのlinkタグを作成してくれます。


{% feed_meta %}

Jekyll buildを忘れずに

公開する前に、

$ jekyll build

しておく必要があります。jekyll serve で作成されたfeed.xmlファイル内のドメインは、「http://localhost:4000」になっていますので、ご注意ください。

jekyll build すると、「_site」フォルダ直下に「feed.xml」が作成されます。

「_site/index.html」を見てみると、リンクタグもちゃんと生成されています。これも、buildが必要です。serveで作られたファイルの場合、ドメインがlocalhost:4000のままになります。

<link type="application/atom+xml" rel="alternate" href="https://e-joint.jp/feed.xml" title="My Jekyll">

フィードの作成は以上です。次回は本シリーズの総まとめとなります。

次は Jekyllのテーマを自作する 基本編 – 第9回(終) – まとめ